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ルーブル美術館には朝一番に行こう!【フランス・イギリス旅行記:Vol.4】

パリ滞在3日目の朝、本日も早起きです。この旅の中でも楽しみにしていたルーブル美術館へ向かいます。
9時からオープンですので30分前には到着しておきたいですね。今回はホテルから徒歩圏内ですので散歩がてら向かいます。

目次

ルーブル美術館

入口は何か所かあるみたいですが、混んでいなさそうなところを狙っていきます。先人達の旅行記によるとリヴォル通り99番入口から入ってカルーゼル・ドゥ・ルーブル入口に並ぶのが良さそうです。場所は大体この辺りです。

LU CARROUSEL DU LOUVRE 99が目印

この入口から入って地下へおり、逆さピラミッドを目指して進んで行きます。

早めに到着すると人が写り込まない写真が撮れます
カルーゼル・ドゥ・ルーブル入口

私はどうしても最初に見たいものがあったのでそこへ直行します。もちろん走らず早歩きで。

『サモトラケのニケ』

みなさんご存知のサモトラケのニケです。紀元前200年の彫刻とは思えないほどきれいです。翼や纏った衣の表現も素晴らしいです!
少しでも到着が遅くなると人が写り込んでしまうので写真を撮りたい方は真っ先に向かってください。

続いてこれも超有名レオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザです。部屋の外に人があふれるほどの盛況ぶりで見るまで少し時間がかかります。

『 モナ・リザ(ラ・ジョコンド)』 レオナルド・ダ・ヴィンチ

教科書や資料集で見たことのあるものが登場するとやはり興奮しますね。

『民衆を導く自由の女神』(1830) ウジェーヌ・ドラクロワ

ルーブル美術館の収蔵数もとんでもない量ですので、ツアーで行くより個人旅行でのんびり楽しんで欲しいですね!建物内もめちゃくちゃ広いので見たいものはあらかじめ場所をチェックしておきましょう。

美術館から見たピラミッド
『ミロのヴィーナス』

ひと通り見て回ったら昼過ぎでしたのでパンを買って食べ、お土産を見に行きます。絶対買って帰ろうと思っていたニケのレプリカをゲット、大満足です。さすが公式、精巧にできています。(10,000円オーバーですが……)

外から見るルーブル美術館

ルーブル美術館を出て西に進むとカルーゼル凱旋門・カルーゼル広場があり、その先にテュイルリー庭園が広がっています。ここにもたくさんの彫刻が展示されており、まるで野外美術館です。

カルーゼル凱旋門
ユリウス・カエサル

そしてテュイルリー庭園の西の端に次の目的地があります。

オランジュリー美術館

ルーブル美術館を出てふらふら歩いているとすぐに到着します。印象派とポスト印象派の美術館でモネの睡蓮が有名です。



ストリートビューで見ると凄いです!

ほかにもルノワールやセザンヌなどの作品も展示されています。1~2時間ほどあれば見てまわれるので是非立ち寄ってみてください。

コンコルド広場

オランジュリー美術館のすぐ西側にある広場でフランス革命のときにはここでルイ16世、マリー・アントワネットが処刑されました。


コンコルド広場から北西に延びているのがシャンゼリゼ通りですのでずっと進んでいけばエトワール凱旋門に到着します。こちらからエトワール凱旋門に向かうのもいいかもしれないですね!

ギャラリー・ラファイエット

この日のラストはオペラ・ガルニエの近くにある老舗百貨店ギャラリー・ラファイエットで買い物です。

先ほどいたコンコルド広場から徒歩20分ほどですので散策しながら向かいます。街並みを眺めながら歩くとあっという間です。

ドーム型の天井まで吹き抜けになっていて、その天井がまた美しい!

ギャラリー・ラファイエットのドーム天井

この時期はイベント中なのか中層階にトランポリンが設置されていて子どもたちが楽しそうに遊んでいました。
※写真下の半円状に写っているのがトランポリンです。

エレベーターもカッコいい

そう言えば、フランスの階の数え方は日本と異なりますので気を付けてくださいね。
※日本の1階はフランスでは0階になります。

ここでは妻がロンシャンのバッグを購入していました。フランス限定デザインのものも置いてありますし、日本で買うよりもだいぶ安いみたいです。免税の書類もすぐに発行してくれるので助かります。手頃な価格でカラーも豊富なので世界中の人から支持されているようですね!混んでいる場合は入場制限がかかるので少し待たなければいけないかもしれません。

ひと通り見て回ったので次へ向かいます。


銀座の店舗は閉店してしまいましたがプランタンの本店です。ギャラリー・ラファイエットの西隣にあります。今回はこちらで夕食にしようかと思ったのですが、ちょっと行くのが遅かったようで間に合いませんでした。

フランス閉店時間は日本人の感覚とは少し違います。
日本では閉店5分前に入店して、閉店時間を少しオーバーしても何も言われませんがフランスは違います。

例えば8時閉店だった場合、お店の人が鍵をかけて帰る時間が8時のことが多いです。ですので閉店の20~30分くらい前にはもう閉める準備に取り掛かっているので諦めて帰りましょう。

そんなわけで取りあえずホテルまで戻り近所のアイスクリーム屋さんでアイスを食べながら考えます。


近くにお手軽フレンチのお店があったの行ってみることに。肉の気分だったのでメニューを見ながら「多分これ肉だな」と思ったものを注文し、前菜を食べながら待ちます。


オランジーナは日本のものより炭酸がきつめでビターだったと記憶しています。
目の前が調理場だったので目をやるとメインらしき料理を何品か同時に調理しています。その中にケバブがあったので「こういうお店でも出てくるくらい浸透しているんだなぁ」と思いながら眺めていました。
そうしている内にメインが完成、テーブルに運ばれてきました。


 
 
!?!?
 
 
これはどう見てもケバブです。どうやら先ほど調理されていたのは私のメインディッシュだったようです。
メニューをもう一度見てみると最後の方に “Shawarma(シャワルマ)” ってちゃんと書いてありました(笑)

めでたく3日連続でケバブになりましたが美味しいのでOKです!
 

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