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羽田からパリへ:エコノミークラスでの席選び【フランス・イギリス旅行記:Vol.1】

個人旅行はメリットがたくさん!【フランス・イギリス旅行記:計画・準備編:Vol.1】2020年のGWはコロナの影響でどこにも行けず、2019年のGWに訪れたフランス・イギリスの写真を整理しつつ備忘録としてブログ記事を書きました。...

さあ、いよいよ出発の日です。少し早めに仕事を切り上げ、シャワーを浴びて荷物などの最終チェックをします。数日前から支度をしておき、当日慌てることのないようにしておきましょう。

目次

空港に着いたら

今回搭乗するのは22:55 羽田発のエールフランス AF0293便です。欧米の航空会社は機内が寒いので服装には注意が必要です。(涼しいとかではなく “寒い” です。)
まずは掲示板でカウンターの場所をチェック、オープンしているようなら搭乗手続きをして荷物を預けてしまいましょう。それが終わったら保安検査場へ向かいますが、国際線は液体物の制限があるので容量に気を付け、指定のサイズの透明袋にまとめておいてください。
※飲料水などは税関を通過した後の制限エリア内で購入してください。
 
その後、出国審査・税関を抜け制限エリアで時間をつぶします。(免税店やフードコートなどがあります。)

・パスポートだけは絶対に忘れないように
・空港には2~3時間前に到着しておくと安心
・手荷物の液体物は透明袋にまとめておく
  ※飲料水などは制限エリア内で購入するように

いざ機内へ!

搭乗開始時刻がチケットに書かれていると思いますのでその時間にはゲートに向かうようにしましょう。
所定の順番で搭乗していきますので指示に従ってください。この時、パスポートをチェックされますのですぐに出せるようにしておきましょう。
今回予約した席は機体後部中央の島の通路から2席です。※席の予約は別途お金が必要です。

席選びのコツ

今回の機材はボーイング777でエコノミークラスは3-4-3で後ろの数列だけが2-4-2の座席配置です。長距離路線ですのでトイレにも行きますし、体操をしに行くこともあります。自由に行動したいのであれば席の取り方には注意が必要です。

例えば下記のように席を取ったとしましょう。
◆:家族、〇:知らない人

窓 〇◆◆ 通路
この場合、〇さんがトイレに行く際は◆家の前を通らないといけません。

窓 ◆◆〇 通路
逆パターンの場合は◆家が〇さんの前を通過します。

お互い気を使い合って我慢大会になるのを避けるため、自由に席が選べる状態の時は工夫して席の予約をしましょう。


出典:エールフランス航空

<2人の場合>
・中央列(4席の島)の通路から2席
(〇〇〇 通路 ◆◆〇〇 通路 〇〇〇)

・後ろの方の2-4-2になっているところの”2″の部分
 ※争奪戦+席代が少し高い
(◆◆ 通路 〇〇〇〇 通路 〇〇)

<3人の場合>

・窓側の3席を並びで
(◆◆◆ 通路 〇〇〇〇 通路 〇〇〇)

<4人の場合>

・中央列(4席の島)をまるごと
(〇〇〇 通路 ◆◆◆◆ 通路 〇〇〇)

・中央列(4人の島)を通路から2席×2列
(〇〇〇 通路 ◆◆〇〇 通路 〇〇〇)
(〇〇〇 通路 ◆◆〇〇 通路 〇〇〇)

<1人の場合>

これはなかなか難しいですが、私ならここを予約します。
・中央列(4人の島)の通路側
(〇〇〇 通路 ◆〇〇〇 通路 〇〇〇)

前の方が良い?それとも後ろ?

エコノミークラスの場合は前と言っても機体の中央部分ですが、前と後ろどちらがいいのでしょう?
到着空港での乗継ぎにあまり時間がない人は前の方がいいかもしれません。機体の揺れが大きいのは後ろの方なのでそれが苦手な方も前の方がいいでしょう。
私はというといつも後ろから3~5番目くらいの席を予約します。理由はトイレとギャレーが近いからです。じゃあ1番後ろがいいんじゃない?となりそうですが、トイレの列ができてしまったときに真横に人が来るのが嫌なので。
機体の一番後ろにはちょっとしたスペースがあって、軽い体操ができます。長時間のフライトの場合はエコノミー症候群になりかねないのでトイレついでに軽く体を動かすことをおすすめします。また、ギャレー付近に飲料やお菓子やアイスクリームなんかが置いてあるので小腹が空いたら自由にいただくことができます。

いよいよ離陸

すっかり前置きが長くなってしまいました。
全員が着席したら定刻前でも出発することがありますので搭乗したら離陸に備えましょう。このとき機内で使うものはひとまとめにして前の席の下に置いておくと便利です。
深夜便の場合、機内食はどうなるの?と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
離陸から1時間半後くらいに、がっつりデザート付きで出てきますので乗る前に食べ過ぎないよう気を付けてください。


 

どの辺りを飛行する?

今回は深夜便なので窓の外は真っ暗ですが、明るければ外を見たい方もいらっしゃると思います。最短ルートで飛行しますのでパリ行きの場合は離陸後、北に向かって飛んでいきます。
メルカトル図法ですと西へ向かいそうですが、実際の地球は丸いのでロシア北部を通過しフィンランドの辺りを南下してパリへ向かいます。
そういう訳でヨーロッパ方面のフライトはほとんどロシア上空です。

食事が終わったら照明が落とされますので睡眠や映画鑑賞をして時間をつぶします。私の過ごし方はと言いますとタブレットにAmazonのプライムビデオをダウンロードしておいて見ながら寝ます。その時便利なのがノイズキャンセリングヘッドホンです。航空機の騒音をかき消してくれますので快適に過ごせます。また、寝る時は音は流さずノイズキャンセリング機能だけをONにしておくことで耳栓がわりにもなります。

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到着の1時間半前くらいに軽い食事が出ますのでそれが終わったらいよいよパリ=シャルル・ド・ゴール空港に着陸です。

長いフライトが終了!パリに到着

現地時間2019年4月27日(土)朝4時頃、着陸態勢に入り高度を下げていきいます。夜明け前ですが、あたりの様子がわかってきます。

荒天です!

天気予報の通り、雨です。ですが、やっとパリについた喜びの方が大きくてテンションは高めです。
みなさんも長いフライトから解放されるとあって早く降りたい様子です。特に急いでない方はある程度人が降りてから動くことをおすすめします。どのみちこの後で入国審査があるので急いでもさほど変わりません。
飛行機から降りたらまず入国審査へ向かいます。フランスは入国カードの提出もありませんのでパスポートを見せて終了です。特に質問もされずほぼフリーパス状態です。
無事入国出来たら、預けた荷物をピックアップしに行きましょう。似たスーツケースがたくさんあるので取り違えに注意してくださいね。

身支度をしておこう

早朝の空港はガラガラです

早朝に着く便の場合、すぐホテルに向かってもチェックインはできないので着替えなどは空港のトイレでやってしまいましょう。朝早すぎてガラガラですしね。
それと12時間ほど飛行機に乗ってこれから1日を過ごすとなるとニオイが心配です。ササっと体や顔を拭いて頭はドライシャンプーを使ってリフレッシュします。


SIMカードを入れ替えよう

空港でしたらWi-Fiが繋がりますので調べものもできます。ここでなら問題があっても調べられるのでSIMの入替えを済ませておきましょう。
私が購入したorange(オランジュ)のSIMは入替えるだけでは繋がらず、インストールしていたプロファイルを削除することでアクティベートできました。

iPhoneの場合は「設定」→「一般 」→「プロファイル」と進みます。
※日本に戻ったら削除したものと同じものをインストールし直してください。
※使用しているSIMの会社の公式サイトで配布されているのであらかじめブックマークしておくと後が楽です。

パリ市内へ

身支度を済ませ、SIMの入替えが終わってもまだ5時過ぎ。ロワシーバスでパリ市内へ向かう予定ですが始発は6時ですのでしばらく待ちます。
ロワシーバスはシャルル・ド・ゴール空港とオペラ・ガルニエ(オペラ座)を結ぶバスで途中はどこにも止まりません。所要時間は1時間ちょっとです。
チケットはクレジットカードで購入できます。

12€とありますがチケットの値段は頻繁に値上がりするようです

6時過ぎにバスがやってきました。見えにくいですが2台繋げたバスでたくさん乗れそうです。外は雨が降っており、東京と比べるとかなり寒いです。

この続きは次回になります。4月末~5月初旬のパリでの服装についてもお伝えしたいと思いますので是非参考にしてください。
 

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