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MONTBLANC TIMEWALKERレビュー&ベルト交換

久しぶりに腕時計を購入したのでそのレビューとベルト交換の仕方について説明していきたいと思います。
ベルトに関しては多くの時計が同じ方法で交換可能ですので参考になるのではないかと思います。

目次

モンブラン タイムウォーカー クロノグラフ

公式のスペックは下記の通りです。

REFERENCE :116097
ケース素材  :ステンレススチール
ベルト素材  :ステンレススチール
ベゼル素材  :セラミック
風防     :サファイアクリスタル
文字盤色カラー:ブラック
ケース径   :43mm(リューズ除く)
ケース厚   :15.2mm
防水性能   :100m
ムーブメント :MB 25.07
パワーリザーブ:46時間

外観

レーシングカーの計器をイメージしているのでスポーティーな印象です。真っ赤なクロノグラフ針がアクセントになっていてカッコいいです。ブラック・シルバー・レッドのカラー配分が丁度よく、視認性にも優れていると思います。
通常、クロノグラフのベゼルにはタキメーターが搭載されていますが、こちらのモデルは第二時間帯が表示されています。タキメーターを実際使用する人はほぼいないと思いますので、こちらの仕様の方が実用的だと思います。
ケース径43㎜、厚さ15.2mmと大きめですので腕が細いと似合わないかもしれません。

このモデルのブレスはステンレススチールですが、型番違いでレザーモデルとラバーモデルがあります。本当はレザーモデルが良かったのですが、実売価格に結構な差があったのでSSモデルを購入して社外品のレザーストラップに交換します。

ムーブメント

キャリバーMB 25.07はセリタのSW500をベースにモンブランがカスタムしたクロノグラフムーブメントです。この辺りの価格帯のものはマニュファクチュール(自社一貫生産)ではなくエタやセリタの汎用ムーブメントをカスタムして搭載しているのがほとんどです。
エタはスウォッチグループで、セリタはその他の会社が使用しているというイメージです。(モンブランはリシュモングループ)
よく汎用ムーブメントは馬鹿にされたりしますが、故障のときやオーバーホールのときに対応しやすいという利点があります。性能自体も申し分ないですし、何よりコストが抑えられるので汎用ムーブも悪くないですよ。
でも、自社ムーブはロマンがあっていいですよね!

ベルト交換

それではベルトを交換していきます。お店に持って行ってもいいのですが、簡単なので自分でやります。

本体とベルトを分離

まず用意するのはこちら、バネ棒外しです。

バネ棒外し

この切込みが入っている方を時計の本体とベルトの接合部分に突っ込みます。

バネ棒

時計本体とベルトはバネ棒というパーツで繋がれています。両端は中に引っ込む構造になっているので、先ほどのバネ棒外しをバネ棒の “溝” に引っ掛けて中に押し込みます。
バネの力で元に戻るので押し込みながら手前に引っ張り出すとベルトが外れます。バネ棒外しを急に離すとバネ棒が飛んで行くのでゆっくり戻すか手で覆ってください。
慣れれば1分程度で完了する作業です。


ベルトを購入する際は “ラグ幅” をきっちり測っておいてください。ラグ幅=ベルト幅になりますが、1㎜でも違うとベルトが取り付けられませんので気をつけてください。
※もちろん外す前に測ってもらってOKです。

レザーベルトに換装

今回はこちらのレザーベルトに交換します。レザーベルトの寿命を延ばすにはピンバックルの尾錠よりもDバックルの方がいいです。



ベルトはパンチング加工されたレザー、Dバックルは扱いやすいタグ・ホイヤー”風” のものを選びました。バックルのロゴもタグ・ホイヤーっぽいですがあまり見える所ではないので良しとします。
赤で囲った部分は時計との接合部分、白で囲った部分はDバックルとの接合部分になっています。
通常でしたら時計との接合はバネ棒なのですが、こちらのベルトはワンタッチ式ですので工具不要で取り付け可能です。バックルとの接合はバネ棒を使いますので早速取り付けてみましょう。
※Dバックルの幅もサイズがありますのでベルトのエンド部分の幅と揃えてください。
 
 
赤い矢印のところの穴がバネ棒の先端が入る部分です。


Dバックルに付属されていたバネ棒をベルトの端の穴に通します。


先に片側を穴にはめてから、飛び出ている部分(矢印部分)をバネ棒外しで引っ込めながらバックルの中に押し込みます。バックルの内側に入ったあとはゆっくり手で穴の方に持っていき、「カチッ」と音がしたらバネ棒が伸びた合図ですので取り付け完了です。念のため外れないか一応引っ張ってみてください。
こちらのベルトの本体との接合はワンタッチですが、そうでない場合はこのDバックルの取り付けと同じ方法です。


続いて本体にベルトを取り付けていきます。
ちょっと見えづらいですが、レバーが付いているので摘まむとラグからはみ出している部分が中に入ります。引っ込んでいる内にベルトごと押し込んでください。穴にはまるとカチッと音がしますので引っ張って外れなければ取り付け完了です。
ワンタッチ式のいいところは取り外しが簡単なのでいくつかベルトを用意しておけば気分や服装によって交換できるところです。


あとは自分の手首に合うようバックル位置を調整していきます。


好みの問題ですが私はレザーの方が断然いいですね!

まとめ

文章ですとわかりづらいかもしれませんが、時計のベルト交換はそれほど難しくありません。シンプルな時計の場合は合う色が多いので何本か用意しておいて交換して楽しむのもいいと思いますよ。
ネットで購入される方にオススメなのは mano a mano楽天市場店さんです。品揃えも豊富で購入するとバネ棒外しも付けてくれます。

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