FASHION

スーツを着るなら1本は持っていたいシンプル腕時計

皆さんはどのような腕時計をされていますか?
最近ですとスマートフォンで見るから不要だという方もたくさんいらっしゃいます。また街中至る所に時計はあるので腕時計をしなくてもそんなに困ることも無いでしょう。
その一方で腕時計大好きな方もたくさんいらっしゃいます。便利だからという理由や何かのご褒美で買ったなんて方もいらっしゃいます。少し昔なら車なんかと同じでステータスだったりします。腕時計に “ロマン” を感じたりするのもよくわかります。
ですが、どこにでも着けているシンプルな時計となると持っていない方が多いと思います。身に着けるものですからやっぱりTPOというものが一応あると思うんですよね。
今回はそういった部分を絡めつつ腕時計について少し語っていきたいと思います。

目次

よく見る腕時計ランキング

通勤時や外回り中など、ビジネスの場でよく目にする腕時計たちです。どれも普段使いには問題ないものばかりなので選ばれるのも納得といったところです。

・Apple Watch
・ロレックス サブマリーナ
・オメガ スピードマスター
・ダニエルウェリントン クラシックシリーズ

Apple Watchは全世代、ロレックス・オメガは30代後半から上の世代、ダニエルウェリントンは若者に人気といったイメージです。値段や時代性が影響しているのは否めません。
ただ面白いのはこの中でどこにでも着けていけるのは「ダニエルウェリントン クラシックシリーズ(革ベルト)」だけです。

どこにでも着けていける腕時計とは

ではどこにでも着けていける腕時計とは一体どういったものなのでしょうか?
我々が行く可能性があるところの中で最もドレスコードが高いもの、それは結婚式と葬儀・告別式でしょう。どちらも華美なものを避け、できるだけシンプルなものを着けることを心掛けなければなりません。
※結婚式に関しては「時間を気にせず楽しみましょう」という意味合いから腕時計自体がNGというのが従来の考え方でしたが、時代も変わってきて現在では気にされる方はあまりいらっしゃらないかと思います。

カラー

ケース(本体)カラーはシルバーのものがいいでしょう。素材はステンレススチールでもホワイトゴールドでもプラチナでもなんでも大丈夫です。
文字盤はホワイトかシルバーのどちらかにしましょう。「シルバー?」と思われる方もいらっしゃると思いますがホワイトに見えるものの多くはシルバー文字盤です。本当にシルバーに見える文字盤は”グレー”と記載されていることが多いです。
※上の写真の腕時計も文字盤はシルバーです。

フェイスデザイン

できるだけシンプルなものがいいです。時針・分針・秒針・デイト表示、このくらいまでに抑えておきましょう。インデックスは数字でもいいですが、バーだけのものの方がスッキリしたイメージになります。また、針の色はシルバーかブラックのものを選ぶといいでしょう。

ベルト

とりあえず布製はNGです。金属ブレスはどうしてもスポーツ寄りになってしまうので意見が分かれるところです。ベストなのはやはりブラックの革ベルトでしょう。革ベルトは装着時に傷みやすいのでDバックルというものに交換すると寿命が延びます。

Dバックル

サイズ

最近の時計はケース(本体)サイズが大きいものが多いです。できれば直径40㎜以下のもので厚みがあまりないものを選んでいただけると袖口のおさまりがいいです。この記事で掲載している腕時計は直径40㎜で厚みは10㎜のものです。私自身、身長が177cmあり手も大きめですが40㎜の腕時計をするとサムネのようになります。文字盤の色が明るいというのもありますが38㎜くらいの方がバランスがいい気がします。この手の腕時計は小さめの方がクラシックでカッコいいので大きいものはパスした方が無難です。

価格帯別オススメ腕時計

最後に価格帯別にオススメの腕時計を紹介したいと思います。

~ 70,000円

SEIKO SCXP031【約10,000円】

これでもかというくらいシンプルです。セイコーなので安心です。

Daniel Wellington CLASSIC SHEFFIELD【約20,000円】

ザ・シンプルな腕時計です。ケース径は36mmと40mmがありますのでお好みで。本人の見た目もありますが、対象年齢としては20代までかなと思います。

TISSOT エブリタイム スイスマティック【約50,000円】

時計王国スイスから。こちらは低価格帯の自動巻ですが90時間のロングパワーリザーブが魅力です。

ORIENT STAR RK-AF0002S【約60,000円】

ジャパンブランドのオリエントより。少し厚めで13㎜ありますがこちらもシンプルでオススメです。12時のところのゲージはパワーリザーブです。

~ 150,000円

JUNGHANS マックスビル【約80,000円】

こちらはドイツ製のユンハンス。いらないものがそぎ落とされたミニマルデザインは50年以上前から愛されています。

FREDERIQUE CONSTANT 306S4S6【約140,000円】

スイスメーカーですが現在はシチズン時計傘下のブランドです。

~ 400,000円

GRAND SEIKO SBGX295【約200,000円】

こちらはグランドセイコーのクォーツのモデルです。

GRAND SEIKO SBGR287【約350,000円】

こちらは自動巻のモデルですね。

~ 1,000,000円

ここから先は趣味の領域です。

IWC ポートフィノ IW356501【約450,000円】

玄人好みのIWCでシンプルと言えばこれ、ポートフィノです。

JAEGER-LECOULTRE ジオフィジック・トゥルー・セコンド【約1,000,000円】

ジャガールクルトならこれ。シンプルで洗練されたデザイン、シースルーバックから見える細かなパーツはもはや芸術です。

値段を気にしない人向け

私のような庶民には家宝レベルの逸品です。

VACHERON CONSTANTIN パトリモニー【約2,500,000円】

世界三大時計ブランドの1つ、ヴァシュロン・コンスタンタンのパトリモニーは美しいの一言です。

まとめ

今回のお伝えしたいことは前半部分で終わってしまっているので最後までお付き合いくださった方は本当にありがとうございます。
年齢が30歳を過ぎると色んな場面に遭遇します。こういったシンプルな時計を1本持っているとドレスコードがある時なんかに重宝します。もちろん普段のスーツスタイルにもバッチリ!というかこういった時計の方が正統ですから合わないはずがありません。
時計を1本も持っていない方、何本か持っている方でもシンプルなものは持っていないという方は一度ご検討されてもいいかなと思います。

Copyrighted Image