BEAUTY/HEALTH

宅トレ初心者にオススメ?低価格マルチマシン

先日、ホームトレーニングという選択肢もいいのではという内容の記事で可変ダンベルとアジャスタブルベンチをご紹介させていただきました。
今回は省スペースでコスパがいいトレーニングマシンBODYMAKERのホームジムDX【TM066】を取り上げたいと思います。
コイツは凄いですよ、15種類以上のトレーニングがこれ1台でできるにも関わらず価格がなんと36,190円(税込)!先日紹介した可変ダンベルのFLEXBELLより安いです。
そうなると皆さんが思うことは想像できます、「大丈夫なのかコレ……」と。
私自身持っていないので購入者のブログやYouTubeなんかで判断するしかないのですが、「筋トレをこれから始めよう!でも続けられるかな……」と思っている人にいいのではないかと思います。

ジムに行けない時はホームトレーニングという選択可変式ダンベルとアジャスタブルベンチでホームジム入門。この2つだけでも様々なトレーニングが可能となり、ジムに行きたくても行けない時の鬱憤を晴らしてくれます。...

結論から言ってしまいますが、私はフリーウェイト(ダンベルやバーベルを使用したトレーニング)の方がいいと思っています。
しかし、それはずっと筋トレをしてきたからそう思うのであって、これから自宅でトレーニングを始めようとされている方にいきなりフリーウェイトをすすめようとは思いません。
※トレーナーのいるジムに行かれる方はガンガンフリーウェイトでやってください。

自宅トレ初心者にフリーウェイトをすすめない理由

① 初心者はきちんとターゲットを狙えない
② 軌道が安定しないのでバランスを崩して怪我をしやすい
③ 家具や家自体を傷つけてしまう可能性もある

フリーウェイトの代表格ベンチプレスを例に説明します。初心者の方の場合、バーを床と平行に持ち上げることすら最初はできないことが多いです。バーを斜めにあげてしまうとバランスが崩れ、ベンチから滑り落ちてしまう危険性があり、そうなればご自身も怪我をしてしまうし家具や床などを傷つけてしまいます。
また初心者の方は筋肉の使い方がわからないので本来のターゲットである大胸筋に効かず、腕や肩に負荷を逃がしがちです。となると大胸筋は発達しないのでモチベーションの低下にもつながります。
一方でマシンの場合は軌道は一定ですし、ターゲットに効かせやすい仕組みになっています。バランスを崩すこともないので怪我のリスクも低いです。「ここをこう動かしたらここに効く」というのをまず感じて欲しい、「きちんと効かせられれば発達する」というのを実感して欲しい、そんな “筋トレの入り口” 的なマシンだと思います。

すっかり前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題になります。

目次

BODYMAKERについて

1999年(平成11年)11月11日設立の大阪の会社です。メインの商品は格闘系とトレーニング系、それに伴うアパレルなども販売しています。本日紹介するような初心者向け入門マシンからジムユースの本格的なマシンまで商品のラインナップは豊富です。
私が以前使用していたフラットベンチとダンベルはBODYMAKERさんのもので、昨年ホームジムをアップグレードするまでの18年間、問題なく使えていました。製品は非常に丈夫で信頼できる会社だなと思ったので現在のホームジムにも部分的にBODYMAKERさんのものを取り入れています。

ホームジムDX

では “ホームジムDX”の内容についてみていきましょう。

可能なトレーニング種目

それではこのマシン1台で可能な種目とメインで鍛えられる部位をご紹介します。

上半身

・バタフライ:大胸筋
・シーテッドロー:広背筋・僧帽筋・大円筋
・チェストプレス:大胸筋
・ラットプルダウン:広背筋・僧帽筋・大円筋
・ケーブルサイドベンド:腹斜筋
・ベントオーバーロウ:広背筋・菱形筋

腕・肩・腹

・アームカール:上腕腕二頭筋
・トライセプスキックバック:上腕三頭筋
・ショルダーシュラッグ:僧帽筋
・フレンチプレス:上腕三頭筋
・トライセプスプレスダウン:上腕三頭筋
・サイドレイズ:三角筋
・クランチ:腹直筋

下半身

・レッグエクステンション:大腿四頭筋
・レッグカール:大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋(ハムストリングス)

さらにケーブルの先端に取り付ける別売りの器具(アタッチメント)に付け替えることでトレーニングの幅は広がります。

スペック

それでは気になるサイズや重量などをみてみましょう。

サ イ ズ :W118×D138×H202cm ※座面の一番高い位置は57cm
本体重量:95kg ※内、負荷用のプレートが60kg

ホームトレーニング用に設計されているので非常にコンパクトです。設置面積で言うと1帖分くらいですが、マシンを横から使用するトレーニングもあるのでその分のスペースの確保は必要です。(上に埋め込んであるトレーニング動画を参考にしてみてください。)
また、トレーニング負荷として使用するプレートはMAXで60kg。追加することはできませんが普通の人、特に初心者の方はこれだけあれば十分です。

組立て

1人でもできそうですが、安全かつ時間をかけずに組むなら2人いた方がいいようです。また、簡易の工具も付属しているようですがきちんとしたものを購入した方がやりやすいでしょう。
筋トレYouTuberのサイヤマングレートさんの動画でホームジムDXを組立てているものがありましたのでこちらをご覧になっていただければわかりやすいと思います。
※少し前の動画のため、商品の価格が現在と異なります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
私としては“筋トレ”というものに興味を持ってもらうにはいい商品だと思います。とりあえずホームジムDXで始めてその後フリーウェイトに移行するという流れでもいいですし、これで十分という方もいらっしゃるでしょう。最悪、やっぱり筋トレはいいやと思った場合でもこの価格+処分費用で済むので懐には比較的やさしいかと……行きもしないジムの会員費をズルズルと払い続けている人が結構いますからね。
直営店舗もありますので興味がある方は一度実物を見てみるのもいいと思います。




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