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ホームジム設置で気を付けるべきこと

先日、カゲヤマ家のホームジムを紹介させていただきました。
今回はホームジムを設置するにあたって気を付けるべきことについてです。決して安いものではないので計画立てて設置していきましょう。

設置から1年経過、カゲヤマ家のホームジム紹介!【Vol.1】ホームジムを設置してから1年が経過。ハーフラックやベンチなど揃えたアイテムの紹介と実際使ってみての感想など。これから導入される方の参考になれば幸いです。...

目次

設置スペース

これを誤ると一貫の終わりです。きっちり寸法を測り、簡単でいいので設計図を書いてみてください。そして実際に使用するときの動線も想像してください。

ポイント

・設置アイテムの寸法を調べる(高さも忘れずに)
・簡易で設計図を書いてみる
・一番幅があるのはバーベル
・動線を想像してみる
・器具の調整やプレートを設置するスペースがあるか確認

意外と盲点?なのはバーベルの長さです。通常のオリンピックシャフトでしたら220cmあります。プレートを設置するスペースを考えると両サイドに50cmずつくらいはスペースを確保しなければなりません。そうなると合計で320cmという計算になりますので結構な長さです。カゲヤマ家ではそのスペースを確保できなかったので短いバーベルを探してきましたが、載せられるプレートの枚数が減るので100kg以上でトレーニングしたい方は通常のオリンピックシャフトが使用できるスペースを確保した方がいいでしょう。
また、天井から機材の上部の間隔が狭いと組立てや調整の際にやりずらいだけでなく、チンニングで天井に頭が突き刺さるので30cm以上余裕があった方がいいです。

このスペースを忘れずに

床の補強

続いてこちらも皆さんが心配されるであろう、床の補強についてです。
結論から言ってしまうとまず床が抜けるということは無いでしょう。建築基準法で床の耐荷重は180kg/㎡以上と定められています。とんでもない重量でやらない限りは大丈夫です。ただ、一点に集中して負荷がかかってしまうとフローリングの板が割れる可能性は無くは無いですし、誤ってダンベルやプレートを落としてしまうこともあると思います。床の傷防止・騒音の防止の観点から床の補強はやっておいてください。
カゲヤマ家の場合は床材の節約のため、加重スペースは3層でその他はマット1枚のみです。このあたりは工夫することでコストダウンを図れます。

騒音対策

一戸建てであればそこまで気を使う必要はないかもしれませんが、集合住宅の場合は近隣住民とのトラブルにもなりかねないので騒音対策はやっておいてください。また同居人がいる場合も配慮を忘れずに。

先述の “床の補強” でも少し触れた通り騒音対策としてぜひやってください。ランニングマシンについてはモーター音+着地音と騒音の塊ですので、正直なところどんなに床を補強しても騒音を抑えるのは難しいと思います。

プレート

金属のプレートを使用した場合、プレート同士が擦れ合ってガチャガチャと音が鳴ります。ジムだとそんなに気にならないと思いますが自分の家となると結構響き渡る音量です。私は自分自身があの金属音が好きではないということもあり、プレートはラバーでコーティングされたもので揃えました。音はほとんどしませんのでホームジムにはオススメです。
余談ですが、ラバープレートはゴム臭がするのでなるべく優しい香りのものを選びたいところです。これに関しては現物確認が難しいので口コミに頼るしかありません。以前使用していたボディメーカーのものはコスパは良いですが、ゴム臭は中々強烈でした。(今は改善されているかもしれません。)今回、購入したBULLのものは若干ゴム臭はしたものの一度拭いて空気にさらしていたら数日でほとんど臭わなくなりました。少々、値は張りますがIVANKOのものよりは安いのでオススメです。

ラック

これはハーフラックを使用してみて感じたのですが、バーベルを戻す際に金属同士がぶつかり合うので結構な音がします。ゆっくり下ろしてもガチャンという音や擦れ合うイヤ~な音は避けられません。何とかしたいと思い下記のように工作したところほぼ音はしなくなりました。

用意するもの

・養生テープ
・フェルトシート(裏面粘着付き)

使用していく内にバーベルのローレットでフェルトが傷んでくるのを想定し、交換しやすいよう少し工夫が必要です。いきなりフェルトシートを貼ると粘着が残るので、まず養生テープを貼ります。その上からフェルトシートを貼り、傷んだら養生テープごと剥がして交換できるようにしておきます。

バーベルが触れる部分をフェルトで覆う

これでこの部分に関しては音が格段に小さくなりました。しかし、バーベルを置いた反動で裏面とラックがぶつかり音が鳴ります。こちらにも同様に養生テープとフェルトシートで加工します。

裏面上下にも同様の加工を

これでバッチリ、ほとんど音はしません。あまりお世話になることはないですが、一応セーフティバーの内側にも同様の加工をして工作終了です。

気遣い

設置後の対策になりますが最後はやはり気遣いです。ダンベルを落としたり、バーベルを勢いよくラックに戻せばそれなりに音がします。最後まで慎重にネガティブを意識しながらゆーっくり戻すよう心掛けてください。

予算

設置スペースが決まり、設置したいアイテムがまとまったら一度書き出してみてください。エクセルを使うと並べ替えもできるので扱いやすいです。

書き出すもの

・アイテム名
・価格
・どこで買うか

書き出してみて予算をオーバーしていたら削らなければなりませんし、オーバーしていなくても削れるものは削ったほうがいいです。アイテムを減らす前にまず次のことをやってみてください。多くの方が通販で購入すると思いますので公式サイト・楽天市場・Yahooショッピング・Amazonすべての価格を書き出してみてください。物凄く安くない限り公式とAmazonは使わなくていいです。理由はポイント面で楽天市場やYahooショッピングの方がお得だからです。
例えば楽天ですとお買い物マラソンを利用してポイントを稼いだり、額の大きなものを先に買って発生したポイントで安いものを購入したりすればかなり予算面で楽になります。
一方で公式サイトの場合はそのサイトでしか利用できないポイントですし、Amazonは基本的にポイントが付きません。

そして書き出すことで冷静になれるので不要なものを買ってしまうリスクも減らせます。

まとめ

どういったアイテムを揃えるかで違ってきますが、ホームジムは決して安いものではありません。慌てずにじっくり時間をかけて夢のホームジムを作り上げてください。色んなサイトを参考にされると思いますが当サイトがお役に立てれば嬉しいです。

設置から1年経過、カゲヤマ家のホームジム紹介!【Vol.1】ホームジムを設置してから1年が経過。ハーフラックやベンチなど揃えたアイテムの紹介と実際使ってみての感想など。これから導入される方の参考になれば幸いです。...

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