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日々の手入れは1分で完了!靴をキレイに保つ方法

困リーマン
困リーマン
カゲヤマはいつも靴がキレイだけど毎日磨いてるの?
カゲヤマ
カゲヤマ
ブラッシングは毎日しているけど “靴磨き” って言われるようなのはたまにしかやらないよ。
困リーマン
困リーマン
それでその状態が維持できるの?
カゲヤマ
カゲヤマ
いや、ただブラッシングするだけだと無理だね。最初だけ少し時間がかかるけど “ブラシを作ってしまえば” あとは楽チンだよ。
困リーマン
困リーマン
ブラシを作る!?
カゲヤマ
カゲヤマ
じゃあ、説明していくよ。

目次

足元は見られる!いや、目に付く

みなさん、きちんと靴は磨かれていますか?きっちりカウントしたわけではないですが、磨いている人の方が少ないように見受けられます。
でもね、磨いた方がいいですよ。さほど意識しなくても足元って割と目に付くんですよね。また、よく聞く話だと思いますが靴を見て判断するって人もいるようです。
磨かないと損することはあっても磨いて損することはないです。”磨く”までいかなくても “キレイな状態を保つ” ことをオススメします。

今回は簡単にキレイさを保つ方法をお伝えしたいと思いますので是非やってみてください。

靴磨きって面倒くさい?

そもそも靴磨きって面倒なのでしょうか?

靴の磨き方

1:ブラッシングでゴミ・ほこりを落とす
2:リムーバーで汚れや古い靴クリームを落とす
3:靴クリームを塗る
4:ブラッシングで余分なクリーム除去しながら馴染ませる
5:仕上げ用クロスで磨く
6:防水スプレー

ご覧の通り、まあまあ面倒くさい作業です。靴好きの方はさらにつま先の鏡面磨きという作業も入ってくると思います。
ウェブで検索すると大体どこのサイトでもこんな感じで記載されていると思います。
3~4足で回すのが理想なので全部の靴にこの作業をするとなると…… 萎えますよね。

あまり記載されていないのですが、この作業は毎回やる必要はありません!

カゲヤマ流カンタン靴磨き術

それでは早速 “誰でも簡単に続けられる靴磨き” を説明していきます。

左から:柔らかい布・馬毛ブラシ・豚毛ブラシ・汚れ落とし・靴クリーム・ペネトレイトブラシ・仕上げクロス

用意するもの

・シューキーパー(圧縮した新聞紙で代用可)
・馬毛ブラシ
・柔らかい布(いらなくなったTシャツなど)
・リムーバー(汚れ落としクリーム)
・靴クリーム
・ペネトレイトブラシ
・豚毛ブラシ
・仕上げ用クロス
・防水スプレー

シューキーパー

できれば木製のものがいいです。甲の部分のシワを伸ばすと同時に湿気を取り除き、脱臭効果も期待できます。使うのと使わないのでは靴の寿命が雲泥の差です。どうしても予算が無い方は硬く丸めた新聞紙で代用してください。なにも入れないよりはるかに良いです。

馬毛ブラシ

1日履くとゴミやほこりが結構付着しているのですが、それを落とすためのブラシです。

柔らかい布

新しい布ではなくある程度くたびれたものの方がいいです。汚れ落とし用ですので取れた汚れが見えやすい薄めの色推奨です。私は着なくなったTシャツを使用しています。

リムーバー

汚れ落とし用のクリームです。リキッドタイプのものもありますが分量を調整しにくく、こぼしやすいのでクリームの方が扱いやすいです。中でもSAPHIR(サフィール)のノワールシリーズ「レザーバームローション」は汚れを落としつつ栄養成分を浸透させてくれるので非常にオススメです。

靴クリーム

靴磨きのメインアイテムです。どんな色の靴にも使える無色のもの(ナチュラル)もありますが、補色効果がありませんので靴と同じ色のものを使用した方がいいです。色々使ってみましたが、これもSAPHIRのノワールシリーズが塗りやすく仕上りもキレイなのでオススメです。

ペネトレイトブラシ

靴クリーム塗布用のブラシです。靴クリームの色の数だけ揃えた方がいいです。

豚毛ブラシ

ブラッシングすることで余計なクリームを落とし、馴染ませるための硬めのブラシです。後々、重要になってくるアイテムになります。先述の馬毛ブラシをこちらの用途で使うのは×です。

仕上げ用クロス

最後にこちらで磨くと革の美しい光沢が出てきます。パンストでも代用可能です。

防水スプレー

フッ素系とシリコン系のものがあり、塗布するタイミングや革への影響が異なります。私としては防水スプレーを使うより、割り切って撥水加工がしてある雨の日用の靴を購入することをお薦めします。

通常の手入れの手順

道具が揃ったら早速やっていきましょう!通常の手入れはウェブなどで紹介されているものと同じです。購入してから数回、またはしばらく放置していた靴、定期メンテナンスはこの作業を行ってください。それ以外は最後にご紹介する手入れ方法のみでOKです!

1:シューキーパーを入れる
2:ブラッシングでゴミ・ほこりを落とす
3:リムーバーで汚れや古い靴クリームを落とす
4:靴クリームを塗る
5:ブラッシングで余分なクリーム除去しながら馴染ませる
6:仕上げ用クロスで磨く

シューキーパーを入れる

靴の手入れをするときというよりは履いていないときは入れておいてください。脱いだらすぐ入れる派と一晩湿気を抜いて翌朝入れる派がいますが、どちらでもいいです。

ブラッシング①

馬毛のブラシを使って靴全体、特にアッパーとコバ間や縫い目の部分は掃き出すようにブラッシングしてください。

汚れ落とし

柔らかい布にクリーナーを少量取って靴に塗布し、拭きとってください。汚れを落とすと同時に栄養分を革に与える効果もあります。

靴クリームを塗る

ペネトレイトブラシの先に靴クリームを少しつけて全体に靴塗布してください。しっかり塗れば艶が出ると思って厚塗りするのは厳禁、“薄化粧” を心掛けてください。

ブラッシング②

今度は豚毛のブラシを使ってブラッシングしていきます。余分なクリームを取り除きながら全体に馴染ませていきます。靴クリームが乾く前にやってください。

仕上げ

仕上げ用のクロスを使って磨き上げていきます。あまりゴシゴシ擦らず自分の顔だと思って扱ってください。

靴好きでこだわる方はこの後、つま先を光らせる “ハイシャイン” の作業がありますが、キレイにしたいだけの方はやらなくていいです。作業自体が少し難しく、失敗すると革の表面を傷めてしまうこともあります。

日々の手入れは1分でできる!

少ししんどいかもしれませんが月に1回もしくは靴を触ってみて乾燥してるなと思ったら上記の作業をおこなってください。放置しておくと靴がひび割れてきます。日々の手入れは下記のやり方でOKです。

日々の手入れ方法

1:シューキーパーを入れる
2:馬毛ブラシでゴミ・ほこりを落とす
3:豚毛ブラシでブラッシング
4:仕上げクロスで軽く磨く

なぜこれだけでいいのか?
ここで活躍してくれるのが「通常の手入れの手順」で紹介した ブラッシング②で使っている豚毛ブラシです。使い込んでいくとこのブラシに靴クリームがしみ込んでいきます。このブラシで磨いてやると艶も出ますし、多少の擦れなどはほとんど目立たなくなってしまいます。

最初に申し上げた “ブラシを作る” というのはこのブラシのことです。

左:馬毛/右:豚毛(豚毛の方が毛にコシがあって硬い)

普通に手入れをすればこのブラシは勝手に出来上がります。数週間でクリームがしみ込んだブラシが完成しますので最初の内は少し辛抱して靴を磨いてみてください。その後は簡単に手入れできるようになりますので(^^)

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
雑誌やウェブサイトなどでは通常のやり方は説明してくれますが、「普段は適当でいいよ」と記載しているものは少ないように感じます。あんな書き方をすると靴磨きが趣味の人しかやりませんよ(笑)
だからと言って靴の手入れをしないことを推奨することはできません。やっぱり見た目は大切ですし何よりも靴が長持ちします。
そこで今回こういう記事をアップいたしました。「ちょっとやってみようかな」と思ってくれる人がいたらとてもうれしいです。
道具を1つ1つ買うのが面倒という方には、テンションが上がるちょっとカッコいい箱入りセットもありますので是非お試しください。

SAPHIR Noir シューケア スターターセット (DX):5,500円(税込)
バラバラで買うよりもかなりコスパがいいです。レザー調の箱に下記のものが入っています。何もお持ちでない方にはかなりオススメのセットです。

セット内容

・クレム1925(黒or無色)
・レザーバームローション
・馬毛ブラシ
・靴クリーム塗布用豚毛ブラシ
・豚毛ブラシ
・コットンクロス
・磨き上げ用グローブ
・シューケアガイド
※Amazonと楽天市場・Yahoo!ショッピングで微妙にセット内容が異なります。

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