前回、モンブランのボールペンを紹介いたしました。今回は社外品のリフィルを使うためのアダプターのご紹介です。
モンブラン純正品ではありませんので自己責任でご使用ください。
また、ボールペン用とローラーボール用がありますのでお間違え無く。また、モーツァルトでは使用できませんのでこちらも注意が必要です。

リフィルアダプター【MB01】
モンブランの純正の芯も悪くないですが、ジェットストリームやアクロボールの書き心地の方が私は好きです。おそらくそんな人のためにできた商品でしょう。
ただ、どんな替芯でも使えるというわけではありません。このMB01というアダプターで使用できるのは“D1規格”のものになります。
D1規格とは
長さ67.0mm×軸径2.3mmの金属芯の規格です。規格が同じですので本体と芯のメーカーが違っても使用可能です。
ほぼ同じサイズですがゼブラは4C規格という名で軸径が微妙に太いタイプのリフィルとなっています。軸受けが広がってしまう可能性がありますので使用する際は注意が必要だと思います。
三菱鉛筆:SXR200
パイロット:BRFS-10
ぺんてる:KBXES
リフィルアダプターの使い方
まずアダプターを分解してみると3つのパーツで構成されていることがわかります。
使い方はいたって簡単、D1規格のリフィルを突っ込むと中に入っているゴムのようなパーツに突き刺さって固定されるという仕組みです。
モンブランの純正リフィルと比べてみましょう。
今回はパイロットのものを使用したのですが純正リフィルの方が少し長いのがわかります。
さぁ、これをペン本体に戻すと……
短っ!これは非常にダサいです。
リフィルアダプター微調整
このままでは不細工なうえに書きにくいので調整していきます。使うのはコットン、妻の部屋から拝借してきました。
適当な大きさ(かなり小さくてOK)にちぎって丸め、ゴムパーツと銀色のパーツの間に挟みます。
一発でちょうどいい感じにするのは難しいので2~3回コットンの大きさを微調整していきます。
どうでしょう?いい感じになったと思います。
先程のはこれですから……
でもまだ完了ではありません。芯を引っ込めてみてください。
芯を出した時にいい感じでも収納時にペン先が少し出たままの場合があります。画像の赤矢印の部分のように少し引っ込んだ状態になるよう絶妙な位置でリフィルを止めなければなりません。
いいところで止まったら作業完了です。
まとめ
D1規格のリフィルが使えるリフィルアダプターの使い方を解説してみました。ちょっと面倒ですが5分もあればできますので。
他社製のリフィルを使いたい人は試してみる価値はあると思いますよ。
ただ、中に詰めたコットンが圧縮されたりゴムパーツが劣化したりと同じ状態を長年維持するのは難しいかもしれません。
そんなわけでモンブランさんにはもう少しぬらぬらしたリフィルも出して欲しいなと。
出してくれたらすぐ純正に戻しますので。