BEAUTY/HEALTH

ビジネスで香水はOK?それともNG?

これは難しい問題ですよね。外国人のビジネスマンだと付けている方も割といますが日本人だとほとんどいません。日本の文化的には自己主張するより協調性を重視した方が無難でしょう。業界や職種、職場の雰囲気や会う相手に合わせて臨機応変に対応するしかありません。
私の場合はゆるい業界なので付ける時もありますが分量と付ける場所には気を付けています。個人的にはすれ違った時など動いている時に微かに香るくらいはセーフ、止まっている時にプンプンにおっているのはアウトかなと思います。

というわけで今回はビジネスシーンでの香水の付け方やオススメの商品を紹介したいと思います。香水を使わない人の方が多いとは思いますが、これを機に使ってみるのも悪くはないと思いますよ。

目次

香水の種類


意外と知らない人が多いので簡単に説明しますね。

①パルファン
⇒ 濃度:15~30%/持続時間:5~7時間
②オードパルファン
⇒ 濃度:8~15%/持続時間:5時間前後
③オードトワレ
⇒ 濃度:5~8%/持続時間:3~4時間
④オーデコロン
⇒ 濃度:3~5%/持続時間:1~2時間

法律で決められているわけではないので濃度はブランドによってバラバラ、オーデコロンと銘打っていてもすごく濃いものもあったりします。
よく目にするタイプは③のオードトワレではないでしょうか。

NGな付け方

やりがちですが実はちょっとNGな付け方があるのでご紹介します。

手首&首筋・耳裏

超メジャーな付け方で手首にワンプッシュ、それをもう片方の手首に移して首筋・耳裏にトントン。誰もが目にしたことがあるであろうこの付け方ですが香りが強く出過ぎる傾向にあるのでやめた方がいいですね。

付けた後でこする

皆さんご存知だとは思いますが、こすると香りの粒子がつぶれたり皮脂と混ざったりするので本来の香りを楽しめなくなります。

オススメな付け方

男性がビジネスで使う場合は動いたときに微かに香るくらいでいいので次のような付け方がオススメです。

足首

香りは下から上へと広がるので足首は効果的です。また、鼻から遠いので香り過ぎるのも防げます。

ウエスト

服の間から自然に香りが広がります。足首と同様、顔から離れているので香り過ぎることもありません。

ひざ裏

こちらも香り過ぎないためオススメなのですが、皮膚が弱い部分なのでかぶれてしまう人がいるかもしれません。

・上半身ではなく下半身につける
・なるべく体の後ろ側につける

上半身、そして体の前面につけるとまず自分の鼻が麻痺します。すると「あれ?あんまり匂わないなぁ……」となり、付ける量が増えます。また、人は他人のニオイに敏感です。下半身や体の背面に付ける時もそうですが、物足らないくらいで丁度いいです。
そしてどのくらいの量を付けるのがいいのか。これは各ブランドで濃さが違うのでなんとも言えませんが取りあえずワンプッシュで様子見してください。パートナーに確認してもらうのもいいかもしれませんね。

オススメの香水

ビジネス用途なので爽やかフレッシュ系のものをご紹介します。少し高いですがあまり安いものは香りがチープなものも多いので……

ACQUA DI PARMA BERGAMOT di CALABRIA

まずはイタリアブランドのアクアディパルマのBlu Mediterraneo(地中海)シリーズよりベルガモット ディ カラブリア。
フレッシュな柑橘系の香りがベースですが少しスパイシーでウッディな部分も見え隠れします。あまり癖がないので季節・スタイルを選ばず使用できるのではないかなと思います。

Hermès TERRE D’HERMÈS EAU TRES FRAICHE

フランスの有名ブランド、エルメスよりテール ドゥ エルメス オートレフレッシュ。テール ドゥ エルメスは2種類あるのですがキャップが白いフレッシュの方です。
一番強く感じるのは柑橘系ですね。その中に少し苦みがあり、最後の方にウッディさが出てきます。年中使えますが春夏の方が向いているかもしれません。



それではスメハラ(スメルハラスメント)にならないよう、適量を意識して香水を楽しんでください。

最後にもう1度言いますね。

付ける量は物足りないくらいでOKです。

Copyrighted Image