アイキャッチ画像提供:Shawnn Tan
AirPods Proを購入してから1か月ほど経ったのでレビューしたいと思います。発売から半年くらい経ちますし、この手のガジェットはプロの方々が細かくレビューしてくれているので私は感じたことを書くにとどめておきます。
ちなみに購入価格については三井住友カードのキャンペーンでタダになりました。

目次
Apple AirPods Pro
あのAirPodsにノイズキャンセリングが搭載されたということで話題になりましたね。品薄状態が続いていたのでしばらく寝かせて、安定し始めた3月になってから購入しました。
まどろっこしい話は抜きにして結論から申し上げます。
良い音で音楽を聴きたい人は買ってはいけません。
しかし、求めるものが音質ではない人には最高のイヤホンかもしれません。
音の特徴
まず音の特徴ですが、特徴がないのが特徴ですね。高域が澄んでいるとか、低域に厚みがあって迫力があるとかは一切ありません。どう表現したらいいでしょう……普通です。悪くもなく普通です。
これが功を奏してか “聴き疲れしにくい音” に仕上がっているというか多分それを狙っているのだと思います。メリハリがある音だと耳が疲れてしましますからね。
ペアリング
アップル製品に限りますが、どうやったか覚えてないくらい秒速です。ケースのフタを開く→ AirPods Proを認識 → 接続!くらいのスピード感だったと思います。
2回目以降はケースから取り出して耳に入れると即座に繋がります。
操作性
左右どちらでも操作できる内容は同じで、片方だけで使用することも可能です。
また、よくあるタイプですと本体を押して操作するので操作するたびに耳に押し込むようになってしまいますがAirPodsは伸びている部分をつまんで操作するので耳への圧迫がありません。
音楽を聴く
うどん部分(下方に伸びているところ)をつまむことで再生・停止・送り・戻しのほか、ノイズキャンセリング・外音取り込みの切り替えも可能です。残念な点はイヤホン本体で音量調整ができないことですかね。
通話
こちらもうどん部分をつまんで応答・終話を操作します。
ノイズキャンセリング&外音取り込み
これがAirPods Proのイチ押し機能だと思います。もちろん他のメーカーにも搭載されていますがAirPods Proは仕上りがとてもいいように感じました。
ノイズキャンセリング
ノイキャンの効きがいいものは結構耳が”ツーン”とする傾向があるのですが、AirPods Proに関してはそれは全くありません。かと言ってノイキャンの性能が悪いというわけでもなく騒音はきっちりカットしてくれます。音を流さずにノイキャンだけ使用するという耳栓的な使い方もできます。
外音取り込み
これもめちゃめちゃ優秀だと思います。以前使っていたJabraのElite Active 65t はロボットチックな音でキンキン突き刺さるような音でした。一方でAirPods Proはというとイヤホンをしていない状態とほぼ同じように聞こえるので会話も普通にできます。あと普通のカナル型のイヤホンだと頭の中に咀嚼音が響き渡ると思いますが、これがものすごく少なく食べながらでも使用できます。
注意点
これは使い方次第ですが、一点すごく残念な点がありました。それはマルチペアリングはできるがマルチポイントはできないという点です。
マルチペアリング
⇒ 1台の子機に複数の親機を登録する機能
マルチポイント
⇒ 1台の子機に複数の親機を同時接続する機能
※子機:ここではAirPods Pro/親機:iPhone・PCなど
例えばPCとペアリングして音声を伴う作業をしている時にスマホに着信があるとそのままAirPods Proで応答したいところですが、同時接続ができないのでそういったことができません。JabraのElite Active 65tではできていたのでちょっと残念ポイントです。
AirPods Proはこんな人向け
1日の内でイヤホンを使う頻度が多い人にはかなりオススメできる製品です。良いところ・イマイチなところをざっと記載しておきますので悩まれている方は参考にしてみてください。
・聴き疲れしない音
・操作が簡単
・優れたノイズキャンセリング機能
・自然に聞こえる外音取り込み機能
・ケースがコンパクト
・なんと言ってもアップル製品との相性は抜群
・純粋に音楽を聴くには適さない音質
・ケース無しだと最近の製品としては短めの4.5時間しかもたない
・マルチポイント機能がない
なんというか音楽を聴くためのものというよりは
「生活の一部・体の一部のようなもの」
1日を通してずっと使っていられるようなイヤホンです。
spigen保護ケース
ついで程度ですが購入した保護ケースの紹介です。
2~3日は何も付けずにカバンに入れたりしていたのですが、結構擦り傷がつくので保護ケースを購入することに。知人に聞くと「安いのを買うとフタを閉めた時に隙間ができたりフタ部分のカバーが外れるから少し良いやつの方がいいよ」と言っていたのでそこそこのものを購入しました。youtubeなどでレビューを見つつspigenのものを購入。
ラギットアーマーというシリーズのもので衝撃に強いのが売りのようです。もちろんワイヤレス充電にも対応しています。
外観
マットな質感で部分的にカーボン調のパーツを使用し、少しスポーティな印象です。カラビナ付きですので手ぶらで出かける時にベルトループに装着して使用することもできます。
フタを閉めた時に隙間もできませんし、バリなども無くて精巧な作りです。
質感
サラっとした手触りですが手から滑り落ちるほどツルツルではありません。マット系のケースにありがちなホコリや小さいゴミが付着するといったこともありません。
結構人気がある商品のようで売り切れていることもあるようです。値段が少し高めで3,000円ほどするのですが、私自身はとても気に入っている商品です。
おまけ:高音質完全ワイヤレスイヤホン
最後に「いやいやオレは音質を求めるぜ!」という方のためにネットで評判の完全ワイヤレスイヤホンを載せておきますので参考までに。
Sennheiser MOMENTUM True Wireless2
ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホンMOMENTUM True Wirelessの後継機です。ファブリック調のケース、本体はスタイリッシュでゼンハイザーロゴがあしらわれた筐体、そそられます。
公式HP >>> Sennheiser MOMENTUM True Wireless2
Technics EAH-AZ70W
こちらも話題ですね。あのテクニクス(パナソニック)から完全ワイヤレスイヤホンが登場。テクニクスというだけでそそられます。
公式HP >>> Technics EAH-AZ70W
SONY WF-1000XM3
最後はソニーのWF-1000XM3です。たしか2019年の7月頃の発売だったと思うので使っている人も結構見ますね。
公式HP >>>WF-1000XM3
